
私は、今バレーボールに打ち込むことが、息子の将来に必ず役立つと思っています。
ここに書いているのは、息子にバレーボールに打ち込ませている私達夫婦の気持ちでもあります。
過去の私達同様に、お子様をバレーボールやらせるかどうか迷っている方の参考に少しでもなれば幸いです。
子供は誰もが天才の資質を持っていると思う。潜在能力は無限だ。
夢中になれば何でも身に着けられるし、何でも出来るようになる。
疲れ知らずで、どこまでも頑張っていける。
本人は夢中になって頑張っているだけだ。
そうやって頑張っている間に、いつの間にか実力がついている。
それを続ければ、気づいた時には凄い能力を身に着けていく。
でも、その夢中になるきっかけがなかなかない。
我が子、たっちゃんもそうだった。
生まれてから、なんでもすぐに諦めてしまう子だった。
小学5年生、バレーボールに出会うまでは、何をやっても中途半端だったんです。
運動も苦手、勉強も得意ではなく、とにかく自分の頭を使うことが嫌い。
このままでは、どうなってしまうのか。
親の私たちは本気で心配していたのです。
それが、八千代台VBCでバレーボールを始めて、大きく変わりました
夢中で何かに取り組んで欲しい!
ずっと私が願っていた状態が、バレーボールで実現したんです。
どちらも大切だと思う。それを子供が出し好きで取り組んでいるなら、とても良い事だと思うんです。
でも、親がやらせているような状況だとしたら、何か工夫が必要だという気がするんです。
やらせているうちは、「自分で頑張った」という気持ちにはなりにくいからです。
当然ながら、親が何も言わなくなると、怠け始めます。
それでは、どんなことをやっても自信にはなかなか繋がらない。
私は、子供の頃に身に着けておいて欲しい大切なことの一つは「自信」だと思っています。
実社会に出ると、同じ能力の人間同士であれば、自信のない人よりも自信のない人の方が仕事ができることが多く、高く評価されるということが多い。
その自信の付け方を、小学生くらいの段階で身につけさせたいのです。
どちらも、やればそれなりの成果がでます。
でも、自信というものは、簡単につけられそうでなかなか出来ないんです。
自分の意志で頑張り抜いて成果が出たときに、大きな自信がつく。
自信がないと、充分な能力があっても、それを充分に発揮できないもったいない大人になってしまうかもしれません。
有名なアドラーの心理学など、子育て本には、簡単な事の達成感の積み上げが自信に繋がる・・・なんて書いてあります。
私達もやってみました。でも、ちょっとくらいの積上げでは自分に自信が持てるようにはなれない。
その子育て本には、当然ならがこうも書いてあります。
「個人差があります。ちょっとくらいで諦めず頑張りましょう!」
はい、そうですよね。我が子は、「諦めずに頑張らないといけない子」ってことなんですよね。
わかりました・・・てな、感じでした。
そんな事で悩みながら、自分で振り返ってみても思うことがあるんです。
私自身が、どうやって自分に自信が持てるようになったか。
それは、「好きな事に夢中になって成果がでるまで取り組んだ時」でした。
そのためには、「これやりたい!」って息子が自分で宣言できることが大切なんですよね。
だから、息子が「バレーボールやりたい!」って言い出した時に「しめた!」と思ったんです。
(C)ハイキュー!!より引用
日向君がバレーボールを始めたのは、この小さな巨人が大活躍した場面をみたのがきっかけでした。
息子がバレーボール始めるまでは、空手をやらせていました。塾もいくつか通わせました。
でも、成果は今一つ。本人にやる気がそれほどないので、なかなか身につかないのです。
空手の時も、家で練習したことはほとんどありません。
それが、バレーボールを始めてからは、いつもボールを触っていたり、練習をするようになりました。
練習時間だって長いんですよ。
土曜日なんて、朝9時〜午後3時までですので6時間です。
途中に昼食の休憩があるとはいえ、こんなハードな練習についていけるのかなと最初は心配しました。
でもねぇ・・・
大丈夫なんです。
ついていけるんです。
八千代台VBCは、平日の練習は「自主練習」なので希望者だけがでています。
私の息子も、最初のうちは出ないことが多かったのですが、必ずでています。
これも、息子本人の意志です。
息子が頑張れる背景には、「友達も出来た」という事もあるようです。
(C)ハイキュー!!より引用
ハイキューでも、田中君がヘタクソだった日向君を励ましているこの場面です。本当に、そうなんですよね。
練習を休まない理由の一つは、友達となった男子部員と会えるというのもあります。
これは、他の男子部員も同じようです。
バレーボールは、チームワークがとても大切なスポーツです。
多分、他の競技と比べても、その重要性はとても高いです。
サッカーや野球は、少数のズバ抜けた選手がいると強くなるということはあるけど、バレーボールではそれ以上にチームワークが大切なんです。
6人で他の競技に比べて狭いコートで試合をするため、選手同士の人間関係が悪いとぶつかってケガをしたりもします。
監督・コーチの指導方針でもあり、声を掛け合い、助け合うように、自然になっていくようです。
強いチームは、選手同士仲良しであるというのが普通のようです。
正直、私は、空手など武道をやっていたので、不思議な感覚でした。
空手の組手などは完全な個人競技といって良く、自分の強さだけが絶対というところもあり、選手同士中が悪くてもそれほど気にはしないのです。
我が子は、バレーボールを始めたばかりです。
何事も、楽しい時間だけではありません。
きっと辛い時期もくるでしょう。
でも、へこたれないで欲しい。
やり抜いて欲しい
そう、思っています。
やり抜くことが、「絶対的な自信」に繋がります。
その自信は、これから生きていく上で大きな財産になるでしょう。
当面は、バレーボールに時間を取られるので勉強は少しおろそかになるかもしれません。
でも、それはしょうがない。
バレーボールで集中力と体力をきっちりつけておけば、中学生になってから挽回することだって出来る。
まずは、日々しっかりと練習をして、上手になっていって欲しい。
本人がいけるところまで、私達も応援していくつもりです。
息子も無料体験から始めました。
それからずっと夢中になってやっています。